自動売買で稼げないというのは嘘。自動売買との正しい付き合い方

こんにちは、としやんです(・∀・)

イチローが引退したときの記者会見動画をネットで見ています。

あのイチローがついに…っていう感じで
非常に感慨深いものがありましたね。


イチローがメジャーでバリバリやっていたころは
普通に50歳まで第一線でやれてもおかしくないと思ってましたが

さすがのイチローも加齢による衰えは避けられなかったわけで。


個人的には、将来、日本代表を率いて
WBCに出場して欲しいので

イチロージャパンとかをひそかに期待しているのですが。


まあ、監督になるには経験や知識だけでなく
性格とかも関係するので、合うかどうかはわからないのです。

…と、前書きを書いたところで、本題にはいります。

自動売買では勝てないという風潮があるけれど


FXの勉強とかをしていると
自動売買についての情報もいろいろ入ってきます。

自動売買というのは、エントリーや決済など
どのタイミングで行うかを事前に具体的に決めておいて

プログラムに自動でそれを行わせるというものです。


プログラムが勝手に売買をしてくれるので
トレーダーとしてはこんなに楽なことはありません。

まさに完全放置でトレードできてしまう夢の仕組みです(ΦωΦ)


特に、トレードでうまくいっていない時など
こういった自動売買が魅力的に見えてしまうのです。


自動売買プログラムを売るセールスページとかも
落ち込んでるトレーダーの心をうまくくすぐるように作ってあるので

なおさら、トレーダーとしての苦境を打開してくれる
天の助けのように思えてしまいます。


ただ、FX業界においては自動売買について
否定的な意見をそれなりに見かけるのも事実。


「自動売買で勝つのは無理」とか

「一時的に勝てても、いずれ大きく損をさせられる」など。


否定派の意見も論理的で筋が通っているので

自動売買って役に立つの?立たないの?
どっちなの?っていう不安な気分にさせられます。


そんな魅力と不安さが混在した
カオスな自動売買というジャンルなのですが

自動売買とどうつきあうべきかの
自分なりの見解を書いておきたいと思います。

自動売買との正しい付き合い方


自動売買との正しい付き合い方を考える上では
そもそもの前提として、以下の認識がとても重要です。


「通常の自動売買はトレードではない(゚∀゚)b」


もちろん、プログラムがエントリーから決済まで
自動で行うとはいえ、やっていることはトレードなのですが


自動売買は極論すれば、トレード知識の全くない
おっちゃんとかおばさんであっても

お金を口座に入れて、マニュアル通りに
パソコンをポチポチいじっていけばできてしまうわけです。


自分の意思でできることは、いくらのお金を投入するか
それと、そのプログラムを使うかどうかだけなのです。


なので、通常の自動売買というのは

トレードではなくて、プロに運用を任せる投資信託とかの
資産運用程度に考えておくほうが良いです。


自分で考えて判断をしないで良いので
非常に楽ではあるわけですが

その分、勝っても負けても、トレーダーとしてほぼ成長しません。


買っている時は、お金が増えるので良いですが
負けている時は、お金が減り、時間も経過するので

残るものは空しさだけ…といった感じになります。


このトレーダーとして成長をしないという点が
自動売買における一番の欠点ではないかと思います。


まあ、自動売買はトレードではなく
投資信託のような資産運用と考えれば

この点はすんなりと腑に落ちるのではないでしょうか。


なので、自動売買の正しい位置づけを認識して

余ったお金を適度に運用するものとして
利用するなら、それなりに有効なものだと言えるでしょう。


自動売買はルールがしっかりしたものであれば
まったく稼げないということはありません。


一時的に損失がかさむことがあっても
長い目で見た場合、継続的にプラスを積み上げてくれる

自動売買プログラムはそれなりに存在しています。


なので、トレーダーとしては
投資資金の一部を自動売買で運用させる

補助のような位置づけで利用するのがベストと言えるでしょう。


自動売買は、トレードではありませんので
トレーダーなら、ここにすべてを賭けるのは避けたいものです。


ちなみに、上では「通常の自動売買はトレードではない」と
書いていますが


現在の相場環境をきちんと把握できる人が

状況に応じて、使うプログラムを切り替えるのであれば
これはもう資産運用ではなく、トレードといってよいレベルです。


こういった環境認識によって使い分けられる人は
普通にトレードしても勝てている可能性が高いので

「通常」の自動売買とは区別して書いています。

編集後記


前書きでも書いたイチロー選手ですが

オリックス時代に、落合博満さんがキャンプを訪れて
イチローと対談する動画がユーチューブにあがっています。


この時の対談で落合さんが

「イチローより上の選手はメジャーにもいない」

と言い切っています。


ちょうどイチローがメジャー挑戦する何年か前の話なので
当時はメジャー挑戦しているのは投手のみで

野手はメジャーでの成功はおろか
レギュラー定着さえも厳しいというのが常識でした。


なので、言われたイチローも「え?マジ?」みたいな
きょとんとした表情をしているのが印象的です。


そういった状況下での発言なので、落合さんの野球眼は
すごいなぁっていう感じですね。

日本が世界に誇るlegendの一人だと思います。


いずれにしても、イチローの引退によって
平成が終わり令和に突入しましたので

時代の変化をひしひしと感じさせられる節目だったんじゃないかと。